Archive for the ‘外国人と刑事事件’ Category
資格外活動への処分その1
このページでは,日本に在留する外国人の方が資格外活動をしてしまった場合の刑罰やその後の処分について解説します。 (さらに…)
資格外活動として検挙される場合
このページでは,どのような場合に資格外活動として摘発されるかを解説します。
資格外活動に当たる場合
日本に在留する外国人の方は,在留中の活動に応じた在留資格が付与されています。それぞれの在留資格に応じて,日本でできること/できないことが変わります。
在留資格で認められる範囲外の活動を行う場合には資格外活動許可が必要になります。資格外活動許可の申請については,前回のページ「資格外活動許可の申請手続き」でも解説していますので併せてご覧下さい。
資格外活動とは,出入国管理法19条1項に反する行為を指します。
薬物事件と強制送還
このページでは,日本で薬物事件を犯してしまったことにより強制送還となる場合について解説します。
外国人の薬物事件は多いのか?
平成31年に日本国内で検挙された外国人の方の事件は,約2万3千件で,そのうち起訴されたのは約8800件でした。その内細かい統計を見てみると,薬物事件(大麻取締法違反,麻薬取締法違反,覚せい剤取締法違反)で検挙されたのは約1600件,起訴されたのは約1000件でした。
統計を確認すると,外国人の方の事件として薬物事件が特別多いというわけではないことが分かります。
しかし,文化などの違いや偏見,密輸事件については外国人被疑者であることも多いため,いまだに外国人と薬物とのかかわりが疑われることがあります。
出入国管理法も,薬物事件に対しては厳しい態度で臨んでおり,薬物事件について有罪となり刑が確定すると強制送還の対象になってしまいます。
外国人の家族が有罪となった場合
外国人の方が日本で罪を犯してしまい,有罪の判決を受けてしまった場合にはどうなるのでしょうか。また,その家族に何か影響はあるのでしょうか。
在留資格や,どんな判決を受けるのかによって,扱いが異なってきますので,よくある質問について解説します。
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